自動売買でトレード。 果報は寝て待て！

あなたがお金を欲する理由はなんでしょうか。 具体的な理由は置いておいて、 「欲望／恐怖」 どちらにもとづいて、お金を欲しているのでしょうか。 僕が思うに、 心から欲望にもとづいてお金を欲している人は、 驚くほど少ないのではないかと思います。 お金が欲しいと思っている人がほとんどと思いますが、 実際のところ、 「恐怖ゆえに、お金を欲している」 のではないでしょうか。 今年は老後資金問題に世間が沸きました。 資産運用について、各々で考えなければならない、 と多くの人々が気付き始めました。 実際に、iDeCoやNISAの口座開設数はかなりの上昇率を見せています。 それだけ大衆が「老後資金問題」という…

いつき

為替トレーダーは、ギリシャの哲人の夢を見る

仮に100万円の資金を元手に、 年間1億円の利益を出したトレーダーが、 自身の手法を配布したとします。 しかし、十中八九同じ結果は得られません。 100万円を年間で1億まで増やすのだから、 再現性はないということはなんとなく直感できるかと思います。 どう考えても、運頼りにならざるを得ない利回りだからです。 別の例として、100万円の資金を元手に、 80万円の利益を出した、とすればどうでしょうか。 具体的な手法は置いておいて、利回りだけ見れば、 再現性を担保しつつ実現し得るレベルに感じられます。 同じ手法で運用したとすれば、 それなりの人数が同様の利回りを出すことも考えられます。 しかし面白いの…

いつき

為替トレーダーは、ギリシャの哲人の夢を見る

僕は自動売買システムの運用をメインにしているFXトレーダーですが、裁量トレードも行っています。昔は裁量一辺倒だったので一日中モニターに張り付き、アラート音の幻聴が聴こえてくるような生活をしていましたが、今現在はほとんどモニターに張り付くことなくトレードを行っています。恐らく一日辺り、一時間もチャートを見ていません。 最も利回りが期待でき、なおかつリスクコントロールの柔軟性が高いのは、間違いなく裁量トレードです。攻守のバランスを考慮すると、裁量トレードは欠かせない要素になります。しかしながら、モニターに張り付くことは極力避けたいと思っています。そこで僕は極力、ツールに頼っています。 前回の記事ま…

いつき

為替トレーダーは、ギリシャの哲人の夢を見る

前回の記事（①、②）までで、 FXで勝ち越すことのハードルの高さについて書き連ねてきました。 困難さについては色々とお伝えしました。 困難であるということが明確になった上で、ではどうするか？ を考えると、3つの選択肢が現れます。 1つめは「それでもやる」、ということです。 圧倒的な覚悟がなければ、勝ち続けることは絶対に出来ません。 認識を改め、的確なイメージを持てば到達精度は上がります。 それでも確実に裏切られ続けるのが相場ですが、 「そんなもんだ」という認識がブレる心を抑えます。 2つめは「やめる」、です。 ほとんどのトレーダーにとって、 最善の選択となり得るのがこの2つめの選択肢です。 ど…

いつき

為替トレーダーは、ギリシャの哲人の夢を見る

前回の記事で、FXはマイナスサムの不完全情報ゲームである上、 一般トレーダーは圧倒的に不利な状況を強いられており、 その中で勝ち越さねばならないということについて書きました。 FXをやるとはそういうことです。 ところで、あなたが想う勝ち組の定義はどのようなものでしょうか。 シンプルに「億トレーダー」でしょうか。 「1円でもいいから毎年プラスを出す人」でしょうか。 漠然と「億トレ＝勝ち組」とされている方が多いのではないでしょうか。 ですが「億トレ＝何年にも渡ってプラスを出す人」と言うわけではありません。 破産を恐れず突っ込み続ける人たちの中から 「たまたま」生き残っただけである場合もあります。 …

いつき

為替トレーダーは、ギリシャの哲人の夢を見る

相場に参加している人は、 どんな人でも「自分だけは勝てる」と信じて疑いません。 どれだけその気持ちを否定しようと、 そう思うから相場に参加しているはずです。 ですが、 ほとんどの人がその自信に見合う努力をしていないことが現実ではないでしょうか。 にも関わらず、「安定的に」「確実に」「大きく」儲かる手法を求め続けています。 しまいには努力の方向性を誤るばかりか、 努力そのものを目的としてしまっている人も少なくないでしょう。 残念ながら「世間一般に言う努力」を繰り返した所で、相場では勝てません。 努力は息を吸うことと同じ次元なので、特段意識することでもありません。 少なくともこの次元を超えなければ…

いつき

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